~命とこころを救うために~  広域緊急援助隊員に講習を実施

~命とこころを救うために~

   ――広域緊急援助隊員に3つの短期講習を実施して――

 

 平成24年12月19日から21日にかけて広島県警察本部 警備部機動隊において「健康生活支援講習(災害時)、幼児安全法、救急法の短期講習」を行いました。

 受講していただいたのは広島県警察本部 警備部機動隊広域緊急援助隊 隊員の皆さんです。

 広域緊急援助隊は、国内の大規模災害時に都道府県の枠を超えて広域的に即応できる警察の災害対策のプロフェッショナル集団で、受講された隊員の殆どが、この度の東日本大震災への出動を経験され、土砂に流された家屋からの救出救援や行方不明者の捜索、遺体の収容等に強い使命感をもって任務を果たされた方々でした。

 災害現場の悲惨な状況に晒される隊員が背負うストレスは如何ばかりかと、まずは「こころのケア」の必要性を話し、隊員の「リラクゼーション」、「ホットタオルを使った清潔」と「足浴」を実施。2日目は乳幼児の一次救命処置や応用包帯、応用担架、3日目は隊に装備してある資材の使用法を含め、特殊な状況下における対応等を中心に展開しました。

今後発生が予測される大規模災害時には、赤十字と広域緊急援助隊はともに密なる連携をもって活動する必要がありますので、これからも今回の様な講習を活用してより良好な関係を作り、いざというときに備えていきます。

ダンボールとビニール袋を使って湯を張り足浴

隊員同士でリラクゼーション

装備資材の確認

装備資材(バックボード)に頸椎損傷の傷病者を固定

乳児の気道異物除去(胸部突き上げ法)

竹竿と隊員の上着を使っての応用担架