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広島学生赤十字奉仕団結成50周年式典
(2001(平成13)年11月5日配信)

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 2001(平成13)年11月3日,広島学生赤十字奉仕団(佐古愛実委員長)の結成50周年式典が広島市社会福祉センター(広島市中区)で開催され,OB・OGら関係者110人が参加しました。

 同奉仕団は,終戦からわずか6年後の1951(昭和26)年に引揚孤児の支援活動に取り組んだ広島の大学生有志によって結成され,現在では児童養護施設訪問活動4班,献血推進活動1班,地域での障害者支援活動1班の計6班総勢150人のメンバーがそれぞれのフィールドで人道を基調とした奉仕活動に取り組んでいます。

 式典では,県支部の曽山和彦事務局長と県血液センターの野上典志副所長から平素の活動に対するお礼と祝辞が述べられたあと,同奉仕団のメンバーを受け入れている似島学園,広島新生学園,広島修道院の園長・指導員ら来賓の方々から長年の活動に対する感謝と激励のことばが贈られました。

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似島学園 小野寺 茂 園長

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広島新生学園 上栗哲男 園長

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広島修道院 中島達夫 指導員
 長年にわたる訪問活動のなかで作業やスポーツを通じて子どもたちとふれあうとともに,泊り込みでの学習指導を続けていただいていることに敬意と感謝の意を表します。
 園で生活する子どもたちは,家庭での虐待など様々な問題を抱えており,施設職員だけでは十分なケアーが困難なことも多く,そのような部分をカバーしていただいており大変助かっています。
 みなさんのますますの御発展を心からお祈りしています。

 

 子どものときに虐待を受けた者が親になったときに虐待を繰り返すという世代間連鎖が問題となっていますが,虐待を受けた子どもであっても養護施設で育った場合,そうならないという報告があります。
 子どもたちの心の傷に対する癒しが養護施設での生活の中にあり,特に皆さんのような若いボランティアによる子どもとの密接な関わりが重要な癒しとなっています。
 また,施設の子どもたちも高校や大学に多数進学していますが,これもひとえに皆さんの根気強い学習指導のおかげです。
 これまでの活動に心から感謝するとともに,今後の活躍を期待します。
 50年,半世紀もの間,その活動を継続しておられることに驚きと感謝の気持ちでいっぱいであると同時に,この活動が続かなくてはならなかった子どもや施設,そして社会の状況に対して残念な点も感じています。
 皆さんの活動の内容について施設職員という立場からときにぶつかったり議論もしてきましたが,皆さんが常に子どもたちのことを中心に一生懸命に向き合っていることに共感を覚えています。
 これからもニーズに相応しい活動を展開していただきたいと思います。
 式典後に行われた懇親会では,在団生による現在の活動報告や各班代表のスピーチなどが行われるなか,あちらこちらに旧交を温める輪が広がっていました。

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